コンロッドにガタのあった136ccエンジン。
みるみる異音が大きくなり
さすがに焦りました。
昨年、桜の下で
エンジンブローし
立ち往生。
この時もクランクコンロッドベアリング折損。
今回は
ブローする前に
エンジン載せ換えが完了し
一安心です。
降ろしたエンジンを
バラシてみましょう!
またも部屋に持ち込みです。
ヘッド、シリンダー、ピストン
ピストンにはまたも傷が。
(コンロッドにガタがあるので仕方ないか)
次は右側から行きましょう。
カバー外して
クラッチを外します。
次は左側。
フライホイールを外して・・・
ここまではピストンの傷くらいで
その他は問題なさそうです。
次は問題のクランク。
プーラーを使って抜きます。
クランク救出です。
コンロッドのガタがさらにデカくなってます。
ベアリング無いんじゃない?
ってくらい、ガタがあります。
コンロッドも磨耗しちゃったかな?
結局ダメな部分は
コンロッド大端ベアリング位でした。
なぜここが壊れたか?
ボアを上げすぎて
負荷に耐えられなくなったのか。
オイルの粘度が低かったのか。
オイルポンプくみ上げ不足。
オイルは回っていたようですが。
うーん、???
あとはシリンダーボーリング加工の精度。
このシリンダーをボーリング加工した際
出来上がりを見て・・・
ピストンとの隙間がデカイような気がしたのですが。
ピストンリングを付けるから良いかなーなんて思ったりして。
純正のシリンダーとピストンの隙間限界値が0.10mm
外したシリンダーとピストンの隙間は
狭い所で0.05mm
広い所で0.20mm
でした。
ピストンピンとコンロッドのところで
多少の逃げはあるのですが。
この楕円が
ピストンを暴れさせてしまい
コンロッドに変に負荷をかけていたのか。
うーん、なぞですなー!
でもまた修理して
絶対復活させますよ。
(懲りない奴だ)
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